わざわざそのお店に行く価値がある、そういうお店に行ってきました。西麻布の「山﨑」です。


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今年8月にオープンしてたった数ヶ月でミシュラン2019の1つ星を獲得したお店です。店主はまだ31歳、若いイケメンですがその技術は確かなものです。というか、群を抜いていて感動ものです。

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スッキリした外観でスタイリッシュ。主張をしすぎない外観は自信の表れなんでしょうね。

19:30にお店に着き、他に2組が揃ってから一斉に料理がスタートしました。

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小柱の飯蒸しが最初に出て、この段階で只者ではない美味しさを痛感しました。めちゃめちゃ美味しいんです。

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白烏賊、海鼠(なまこ)、細く切った白烏賊に長芋の昆布締めで和えたもの、その上に海鼠の卵巣の塩漬けをのせた一品。

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鱈の白子と白味噌の椀、鱈の白子と白味噌からなるもので甘みがあって濃厚な旨味の白子と相まって豊かな一品に仕上がっています。

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海老芋の唐揚げは形が均一じゃないのに、しっかり中まで火が通って均一の柔らかさ。表面の衣の食感と芋の柔らかさが絶妙で、海老芋の味と香りが後味に残る最高の一品でした。

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すっぽんの焼いたものとすっぽんの肝、すっぽんは骨が多いけどあまりの美味しさにしゃぶりつくしてしまいます。源泉掛け流しの中で育てられていて臭みのない肝は絶品。感動の一品です。

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真鴨、2週間熟成させてから羽をむしって肋骨をつけたまま焼いた一品。シェリーワインビネガーと赤ワインを煮詰めたソースが敷かれた上に鴨が美しく乗せられています。鴨の骨と黒にんにく、醤油、みりんで作ったタレが上にかけられている2重の味付け。鴨自体が抜群の美味しさなのに、タレの二重奏が加わって美味しさの三重奏を奏でています。味はしっかりしているので、万人が美味しいと感じる一品です。

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小蕪。すっぽん、真鴨と、味付けが濃いものが続いたのを受けて小蕪の繊細な味付けで落ち着きます。実はこれが一番好きでした。石川県では正月の定番料理とされています。年末だったので正月をイメージしていたのでしょうか。

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上海蟹の炊き込みご飯。蟹の旨味を限界まで引き出した一品で、味付けがしっかりしているので非常に分かりやすい美味しさとなっています。これも誰もが美味しいと感じることができる料理ですね。

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すっぽんの玉子のTKG。ご飯にすっぽんの玉子(卵黄)とそぼろ、で親子丼となったところに筋子が添えられています。

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すっぽんの玉子は68℃のお湯に浸けて半熟になったものを醤油漬けにされています。不思議なのが、醤油漬けにされている玉子はエッグタルトのような形を保っていますが、ご飯にのせて数分するとその形を失って流れ出していきます。

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安納芋のジェラート。安納芋で焼き芋を作って、それを潰して食事の終了のタイミングに合わせて作ったもので、出来立ての美味しさは格別です。サツマイモとアイスは相性が良いので、それを可能な限り質を高めた一品ですね。


料理はどれも美味しいです。薄味ではなくどちらかというと分かりやすい味付けをされている印象。お酒も非常に良いものがあり、ワインも店主自身がソムリエの資格を持っているのでよいものが揃っています。

一点だけ気になるのは、外国人のスタッフの方はけっこうガッツリと刺青が入っていて、袖を捲っているので隠れることもなく若干違和感を感じました。なので雰囲気は少し低めになっています。

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